サイパンの水中生物(魚−中型)を解説します。ポイント・リクエストの参考にして下さい。


サイパン在住の中型魚さん

モヨウフグ

モヨウフグ

名前 : モヨウフグ
場所 : どこのポイントでも!

珊瑚礁域に生息し群れを作らないふぐです。大きいものでは70センチを超えるものもいます。
幼魚は黄色やオレンジと言ったとっても派手な体色をしていて、その名残か良く見ると成魚の体にもオレンジや黄色の斑点が入っているものもいます。
体のまわりはとっても小さな刺に包み込まれていて内臓は有毒。ちなみに食用ではありませんよ(笑)
サンゴ、海綿、ウニ、カニ、貝、海藻など様々な餌を食べます。サイパンの沈船ポイントには非常に人懐っこい個体がいますが、常にお腹がすいているのかダイバーの指がソーセージに見えるのか手までかじろうとしますので気おつけて下さいね。ウニやカニを殻ごとばりばり食べる歯でかじられたら大変ですからねー。

カスミアジ

カスミアジ

名前 : カスミアジ
場所 : どこのポイントでも!

サイパンでは、どこのポイントでも普通に見られる魚です。シガテラ中毒を起こす可能性のある魚としても有名で、この毒素は、ハリケーンや開発などによりサンゴ礁が大規模に破壊されると発生する藻類によって作り出されると考えられています。シガテラ毒魚はこの藻類を食べることによって毒化するのであって、初めから全てのシガテラ毒魚が毒を持つのではなく、地域、個体、時期などにより毒性にばらつきが見られます。死亡率は低いのですが、回復には数ヶ月もかかることがあり、一度中毒になると、二度目からは過敏になり症状も重くなるようです。ちなみにポナペにいる人たちは魚の体内に1セントを入れてピカピカにならなければ食べてオッケーと言っていましたね。10円玉にサンポールかけるとピカピカになるでしょ。あの感じでしょうか(笑)嘘のような本当の話しです。

イソマグロ

イソマグロ

名前 : イソマグロ
場所 : どこのポイントでも!

体長1.5メートルから大きい物で2メートルを超え体重は80キログラムを超える物がほとんどですがサイパンで見られるイソマグロは小さいものが多いですねー。40センチくらいの小さなものが群れをなして泳いでいる姿を良く見ることが出来ます。和名の由来は、マグロの仲間では最も磯の近くにいる事が多いためとされ、当然マグロだから美味しいのかなーなんて思いますが味は残念、身にしまりがなくて美味しいとは言えません。 大きな群れを作らず、単独または数匹〜数十匹の群れでサンゴ礁域や岩礁域に回遊しています。ラウラウビーチではアジ玉が発生すると決まって大きなイソマグロがそのまわりをグルグル回って品定めをしています。大きいものは迫力満点ですよねー!


 
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